平成28年度 理数科1年次校外学習(蒜山研修)

日時:2016年7月28日(木)~30日(土) 
場所:岡山理科大学 蒜山学舎

 本校理数科1年次生が2泊3日で「西の軽井沢」と呼ばれている蒜山高原でフィールドワークなどの研修を行いました。
植生調査,高原の環境や大気圧に因んだ実験,ポスター発表など,充実した研修でした。
また,1日目には,「つやま自然のふしぎ館」で世界の動物の剥製に手を触れながらスケッチするなど,
動物の学習を行いました。
 この研修でお世話になりました,蒜山学舎の皆様,「津山自然のふしぎ館」の森本館長様,植生調査でお世話いただきました
島根大学生物資源科学部の久保満佐子様に感謝申し上げます。

■次のタイトルをクリックすると,物理実験講座で用いたテキスト(日本語,英語)がご覧いただけます。
 熱気球の研究(日本語版)テキスト
 熱気球の研究(英語版)テキスト
 

   
「津山自然のふしぎ館」の展示室で,ホッキョクグマと背比べをしました。手の脂が付かないように,手袋をはめて毛の感触を探りました。「クマの手のあたりが少し汚れているのが自然でよいのだ。」と館長さんが話されていました。どのようにしてここまで運んだのかは不明とのことでした。 島根大学の久保様(右端)の御指導の下,1辺10mの正方形を設定し,上から高さの順に「高木層」「亜高木層」「低木層」「草本層」「コケ層」のそれぞれの被度(植物が地面を覆っている割合の度合い)を記録しました。
 
 1日目の夜の「物理実験」では,厚さが0.01mmのポリエチレンの塗装シートを貼り合わせて熱気球を作製しました。完成後,ドライヤーで熱風を吹き込むと浮き上がりました。中の温度を測定して浮き上がる力を計算しました。 最終日の朝,研修の成果についてポスター発表を行いました。短時間でよくまとめることができました。