本年度も岡山大学の喜多雅一教授にお世話になり,米国研修に向けた事前研修を実施しました。
1日目のタイトルは,“Transpiration Structure of Plant Leaves and Flowers”でした。
【Purpose】
• To understand the transpiration structure of plant leaves and flowers and to investigate the heat of evaporation.
• Compare temperature changes by transpiration of plants.
植物の葉や花からの蒸散の様子を観察し,考察しました。
サーモグラフィで葉や花の温度を測定すると,下がっていました。
都市部のビルの屋上に緑があると涼しくなる理由がわかりました。
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メスシリンダーには水は入っていません。2時間ほど経つと葉がしおれてしまいました。 | 黄色の菊は葉をラップで包んでいます。白色の菊は,花の部分をラップで包んでいます。扇風機で風を送って蒸散がさかんになるようにしています。サーモグラフィで温度を測定すると,黄色の花の部分も白い菊の葉の部分も両方とも温度が下がっていきました。 |
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熱湯に葉をつけると,裏側から盛んに気泡が発生していました。葉の表側からは気泡は出てきませんでした。 | 松葉を熱湯につけたところ,表面全体から気泡が盛んに出てきました。 |