蒜山研修

理数科では、1年次の8月上旬に2泊3日の蒜山研修合宿を実施しています。この3日間を通じて、課題研究のプロセスを短期集中で体験し、身につけることができます。

 蒜山研修の日程

2015年の日程を一例として紹介します。
1日目は、鳥取県三朝にある岡山大学地球物質科学研究センターで地学講座を行います。ここでは、ただ講義を受けるだけでなく、実際に大学の研究で使用されている機材を見学したり、大学で研究している方々に質問することもできます。夜には科学講座で、水中の残留塩素の実験とレポートを行います。
2日目は、午前に生物講座として鳥取県烏ヶ山で森林の植生調査を行います。島根大学の先生に指導していただき、自然の植生に直接触れ、それをレポートとしてまとめます。午後には物理講座として気圧の変化の実験、数学講座としてデータ処理に必要な数学・統計処理をExcelを使って行います。
3日目は、グループ単位で作成したポスターを使って発表を行います。ただ発表するだけでなく、相互に評価することで、客観的に評価する力も身につけます。
また、合宿を通じて、チームワークを高めることで、後期の発展研究をより深く進めることができます。