一人ひとりの力や進路に対応できる幅広い選択教科と少人数授業

進学型単位制カリキュラム

大学等への進学を目指している人が、1年生では幅広く基本的な学習をして、自分の適正や力を考え、2年生から文系・理系に分かれて専門性を高め、それぞれの進路の希望実現を目指します。


進学型単位制カリキュラムにより、進路に応じて文系・理系それぞれに本校独自の設定科目など多くの選択授業を用意しています。教科によりさらに進度別や習熟度別に授業は行われますので、少人数できめ細かいものになっています。進路は難関大学を含めた国公立大学を希望する生徒が多く、その実績は急速に伸びています。

進度別授業

S
高校の学習内容を通常の速度で展開していきます。市立中学校等出身者のみなさんは入学時にはこの授業を受けることになります。
T
2年次になって英語の発展的な内容を取り扱った授業を受けたい生徒のためにスピードを速めた授業です。年度の途中に選択することができます。
U
中学校で高校の内容の一部を学習している生徒が、少し進んだ時点から学習する授業です。

40人のクラスを進度別に分ける場合、人数は教科や希望者の人数により一定ではありませんが、少人数となり、きめの細かい授業を受けることができます。

<年度により構成は変化します。下の図は進度別授業展開の一例です。>

習熟度別授業

L
基礎基本を重視した授業で、地元の岡山大学などの国公立大学進学に対応しています。通常の学習進度で授業は行われます。
R
基礎基本を重視するとともに、難関大学進学にも対応できる発展的は内容の授業が行われます。


教科や学年によって異なりますが、理数科を含めて学年6クラスを下の例に示すように9クラス~10クラスに分けて習熟度別に少人数授業を受けることができます。

<年度により構成は変化します。下の図は習熟度別授業展開の一例です。>

文・理選択

「文・理選択」は、将来「文系」「理系」のどちらに進むのかを選択することです。実際には大学受験の際に文系型・理系型のどちらで受験するかを選択するという側面が大きいです。
高1の秋に文・理選択を行い、その決定をもとに高2からは文系・理系に分かれます。これにより、学ぶ科目や授業時間数が変わってきます。

文系 理系
主に人間の活動をその研究対象にしている学問のことです。基本的には国語、英語、社会を重視することになります。大学の文系学部とされるのは、経済学、政治学、経営学、商学、文学、法学、社会科学、神学、教育学などです。 主に自然界をその研究対象にしている学問のことです。自然科学の「物理学」「化学」「生物学」、形式科学の「数学」、などが重視されます。大学の理系学部とされるのは、理学部、工学部、農学部、医学部、歯学部、薬学部、看護学部、獣医学部、水産学部などです。

教科選択

面談・懇談
目標の最終的な決定に向けてきめ細やかな面談が繰り返し行われます。下記の定期に行われる面談以外にも、随時必要に応じた面談が行われます。

個人面談 二者面談 三者面談

文理・教科・科目選択について 進路目標・志望校選定について 出願校・学部・学科、入試情報の検討
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高1の秋に文理選択を行い、その決定をもとに高2からは文系・理系に分かれます。文・理選択後は下の表のように、学ぶ科目や授業時間数が変わってきます。選択にあたっては担任との面談を繰り返し行い、保護者との懇談も含めて慎重に選択をしていきます。