創造力・現実力・想像力の3つの科学力を伸ばす優れた科学プログラム

スーパーサイエンスハイスクール(SSH) の指定

平成17年度、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH) の指定を受けてより、課題研究の高度化とともに個々の才能の育成に取り組んでおります。

天城高校におけるSSH

当科の目指す目標

  • 自然科学の系統的な学習を深めるとともに、総合的な学力の育成をめざす。
  • 主体的・体験的学習を通して、問題を発見し、処理する能力と豊かな創造力を育て、科学技術の発展や情報化社会の担い手となる人材を育成する。
  • 国際的に活躍できる科学者としての英語力を育成する。

課題研究

理数科では、科学的問題解決能力を身につけるため、1年生の前期にASE 1st Stage、後期から2年の前期にかけてASE 2nd Stage、後期にはASE 3rd Stageと、研究のプロセスを(1)生み出す力、(2)研究する力、(3)言語化する力の3段階に分け、担当教員と議論を重ねながら活動しています。

科学的問題解決力獲得と国際的活動を目指して

課題研究の流れ

ASE 1st Stageでは、課題研究を行う中で土台となる研究テーマを考えます。特にディスカッションを重視、生徒だけでなく、教員や専門機関などの意見も交えて、研究テーマを創り上げ、それにともない科学的思考も身につけます。
ASE 2nd Stageでは、自ら創造した研究テーマをより発展させ、成果に結びつけるための活動を行います。さまざまな実験や調査、統計処理を行い、常に試行錯誤を行います。
ASE 3rd Stageでは、研究成果を研究論文という形で言語化し、第三者に伝えるためのプレゼンテーション手法を向上させ、校外のさまざまな発表会でポスター発表やプレゼンを行います。

大学入試にもつながる課題研究

現在の大学入試は、AO入試などさまざまな方式の入試が導入されており、課題解決能力、科目・分野を横断して考える力、言語化力、コミュニケーション力が問われることもあります。また、2020年度から実施される新テストでは、より思考力・判断力が必要とされる問題が出題されます。天城高校の課題研究で身につけた力は、大学入試にも対応することができます。

天城高校理数科で得られる4つの感動