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 倉敷天城高等学校  校長   中塚 多聞
 
 



本校第23代校長 大嶋俊宣 先生

平成26年度秋の叙勲
 瑞宝小綬章

 御受章おめでとうございます。

 

 このたびの叙勲で、本校第23代校長大嶋俊宣先生が瑞宝小綬章を御受章なさいました。

心からお喜び申し上げます。

 先生は、昭和42年4月、岡山県箭田高校を振り出しに、県立新見高校、県立津山高校、

県立倉敷南高校の各高校での数学の教諭として教鞭をとられました。先生の情熱かつ、

生徒への愛情に満ちた指導は、当時の教え子はもちろん、ともに勤務した教員の心に強く

残っています。その後、県立新見高校教頭、県立備前東高校長、県立倉敷天城高校長を

歴任され、各校の教育課題の解決に指導力を発揮されました。

 特に、最後の勤務校となった本校では、学区再編に伴う激動の時期に、理数科教育の

充実を初めとして、文武両面にわたる教育の充実に大いに尽力されました。また、中高一貫

教育を初めとする将来構想、校舎の改築の準備、制服の変更など多岐にわたる分野で、

先見性を持ち、方向性を示されました。本校の今日あるは、先生のお力による部分が大いに

あります。
 以上、まことに簡単で意を尽くしませんが、先生の御業績を御紹介させていただきます。

改めて、このたびの御受章、まことにおめでとうございました。


                                         校長 中塚 多聞
 


 

  
 


 早いものではや12月も半ばを過ぎてしまいました。今年もあとわずか、冬休

みもまぢかの時期で、生徒の皆さんはこの1年をいろいろ振り返っていることと

思います。

 昨年度末に、中高一貫校となってはじめての生徒が卒業しました。今年度は

その成果を受けて新生天城として、新しい一歩を踏み出す年でした。この1年

は学校全体としてみれば、生徒の皆さんのがんばりのおかげで、勉強の面でも、

部活動やコンクールなどの課外活動の面でも、生徒会活動などの面でも着実

に成果のあがった年だと考えています。皆さんにとっては、この1年はどのよう

な1年であったでしょうか。

 12月の異名はよく知ってのとおり「師走」です。語源についての説はいろいろ

あるようですが、「1年の最後になしおえる」という意味の「為果つ(しはつ)」から

きたというのがあたっているような気がします。自分自身もそうですが、適切な区

切りがないと漫然と日々を過ごしてしまうように思います。この1年をしっかり振

り返り、「為果つ」べきことをなしおえて、新年を迎えたいものです。

 この1年の反省をもとに、来年がますます充実した年となるよう期待しています。
 
 
9月6日  
 


  東雲祭文化の部が無事終わりました。今年度は天候が不順で、ブロックのパフ

ォーマンス、クリエーティブダンスは雨の中になってしまいましたが、生徒の皆さん

の元気さで雨を吹き飛ばしてくれました。

 いくつか見逃してしまったものがあるのが残念ですが、ステージも展示もパネル

も大変すばらしいものでした。また、部や委員会も日ごろの活動の成果を見事に

発揮していました。若者らしい感性に基づいて企画され、情熱を傾け、念入りに準

備、練習をしたことがうかがえるものばかりでした。見てくださった方々に感動を与

えたのではないでしょうか。特に、ステージの演劇はテーマ、脚本、実際の上演、い

ずれをとってみてもきわめて高い水準であったと思います。

 文化の部でもう一つ印象に残ったのは、縦割りのブロックの団結力です。リーダ

ーのもと、異なる学年のメンバーが協力して、すばらしいものを作り上げていくよう

すには感心させられました。

 今回見せてくれた皆さんの活力は、今後の学校生活のあらゆる場面で発揮され

るものと期待しています。



 
 
9月5日  
 



 いささか前のことですが、8月のはじめに本校の初代校長大塚香(鉄軒)先生

のお墓参りに行ってきました。

 先生とそのご家族のお墓は八軒屋の静かな田園地帯にあります。花を手向け、

お供えをしてご冥福をお祈りするとともに、本校の行く末を見守ってくださるようお

願いをしてきました。

 本校はその設立の経緯から、現在に至るまで初代の校長先生の事績が広く知

られ、その思いが生きています。公立の学校としてはかなり珍しい例ではないかと

思います。学校の重点目標にも建学の精神にたちかえろうということで「質実剛健」

「勤勉力行」「不撓不屈」をあげています。

 建学の精神にあげられていることは時代が変わっても守るべきことがらであると

思います。生徒の皆さんがこの精神を常に持って日々の学校生活を送ってくれる

よう期待しています。

 私としては自分の見識を高め、100年後にも通用する理念を持って学校経営に

あたりたいと切に願っています。




 
8月28日  
 



 本校では、今週から夏休みが明け、授業が再開されました。

 夏休みは生徒の皆さんにとって充実したものだったでしょうか。日ごろできない

活動にじっくり時間をかけて取り組むことができたものと信じています。

 夏休み明けのこの時期に、本校では東雲祭(文化の部)が行われます。放課後

は校長室にも生徒の皆さんの元気な声が響いてきます。各ブロック、部、委員会

などでそれぞれ工夫をこらした発表や展示が予定されています。本番に向けて、

暑さに負けず全力で取り組む姿は大変さわやかなものです。

 学校の授業は同学年の人たちと受けますが、学校行事では異なる学年の生徒

と交流する機会が多くなります。異年齢の生徒どうしで一緒に汗を流すことで得ら

れるものは大変大きなものがあります。皆さんを一回りも二回りも大きく成長させ

てくれることでしょう。

 9月2日、3日の東雲祭の本番を楽しみにしています。準備をがんばってください。



 
7月29日 
 


 
 高校では、本日、オープンスクールが実施されました。参加者数は約240人。

主な内容は、学校の紹介、教科の講座、校内案内、懇談会などです。 本校の

オープンスクールは、生徒会執行部を中心とする生徒たちが中心となって運営

してくれています。学校の紹介では、執行部の2人が生徒の立場で、分かりやす

く説明してくれていました。懇談会では中学生たちの中に本校の生徒が入って、

なごやかな雰囲気で話をしていました。教科の講座では、本校の生徒が先生役

で、実験をしてもらっていました。どの場面でも、中学生の皆さんの真剣なまなざ

しが印象に残っています。

 中学校の皆さんは本校にどのような印象を持たれたでしょうか。高校選びは、

人生の選択の中でも大きなものの一つです。十分に情報を集めて、悔いのない

選択をしてください。9月には第2回のオープンスクールがあります。第2回オー

プンスクールでは模擬授業なども予定されています。ぜひ第2回も参加してくだ

さい。そして、来春の入学式ではぜひお会いしたいものです。



 
7月26日 
 



 夏休み前の最終の授業日ということで、4限目に全校集会を行いました。

主な内容は、部活動などで受けた表彰の披露と全国大会に出場する生徒

たちの壮行式、生徒課の講話でした。 年度が改まってから今日までの間、

生徒の皆さんはさまざまな分野でよくがんばってくれたと思います。その一

つの成果として、たくさんの競技や活動で表彰状を得ることができました。

また、大会で優勝したり、上位に入賞したりして、中国大会、全国大会にコ

マを進めてくれた部もありました。校長としても大変うれしく思っています。

 全国大会出場の皆さん、壮行式での決意のことばに皆さんの闘志を感じ

ました。学校代表、県代表として奮闘を期待しています。全力を発揮して、

悔いのない活躍をして来てください。



 
  4月15日



 
 入学式を終え、新入生たちを加えて、新しい年度が始まりました。学校全体に

清新な雰囲気のあふれる季節です。

 授業もいよいよ本格的なものになったのではないでしょうか。内容の広さにお

いても、深さにおいても、中学校までとは大きく違うことを実感していることでしょう。

本校では生徒の皆さんの習熟の程度や希望に応じて、多様な選択を用意してい

ます。恵まれた機会を活用して、しっかりとした学力を身に付けていってください。

50代半ばを迎えた身からすると、何でもどんどん吸収し、学んでいける皆さんを

見るとうらやましい感じさえします。

 少年老いやすく学成り難し。いつでも学べるというのも真実ですが、学ぶのにふ

さわしい時期があるというのも真実です。時間を大切にして、全力で勉学に取り組

んでください。 





 


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