理数科の課題研究

理数科では、科学的問題解決能力を身につけるため、1年生の前期に創生研究、後期から2年の前期にかけて発展研究、後期には論文研究と、研究のプロセスを(1)生み出す力、(2)研究する力、(3)言語化する力の3段階に分け、担当教員と議論を重ねながら活動しています。

 課題研究の流れ

創生研究では、課題研究を行う中で土台となる研究テーマを考えます。特にディスカッションを重視、生徒だけでなく、教員や専門機関などの意見も交えて、研究テーマを創り上げ、それにともない科学的思考も身につけます。
発展研究では、自ら創造した研究テーマをより発展させ、成果に結びつけるための活動を行います。さまざまな実験や調査、統計処理を行い、常に試行錯誤を行います。
論文研究では、研究成果を研究論文という形で言語化し、第三者に伝えるためのプレゼンテーション手法を向上させ、郊外のさまざまな発表会でポスター発表やプレゼンを行います。

 大学入試にもつながる課題研究

現在の大学入試は、AO入試などさまざまな方式の入試が導入されており、課題解決能力、科目・分野を横断して考える力、言語化力、コミュニケーション力が問われることもあります。また、2020年度から実施される新テストでは、より思考力・判断力が必要とされる問題が出題されます。天城高校の課題研究で身につけた力は、大学入試にも対応することができます。