2018年度 生物系三学会中四国支部大会

平成30年5月12日(土),山口大学吉田キャンパスにおいて,2018年度生物系三学会中四国支部大会が開催され,高校生のポスター発表(高校生全44グループ発表)が行われました。本校からは,下記の5グループが参加しました。
「線虫に対する対抗植物の誘引作用及び殺虫作用の定量法」(3年R組課題研究)
「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」(3年R組課題研究)
「糖度の違いによる腐敗の変化」(3年サイエンス部,AFP)
「微生物のつくる酸化鉄が植物の成長に与える影響」(3年サイエンス部,GSCO継続)
「ゴーヤ抽出液の抗菌効果」(2年R組課題研究)

例年どおりハイレベルな研究発表が行われ,「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」の本校研究グループが奨励賞を受賞しました。


オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段(3年R組課題研究)

 


微生物のつくる酸化鉄が植物の成長に与える影響(3年サイエンス部,GSCO継続)

 


糖度の違いによる腐敗の変化(3年サイエンス部,AFP)


線虫に対する対抗植物の誘引作用及び殺虫作用の定量法(3年R組課題研究)

 


ゴーヤ抽出液の抗菌効果(2年R組課題研究)

 

受賞風景:奨励賞_オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段

岡山県理数科合同発表会

毎年恒例の岡山県理数科合同発表会が,2月3日(土),岡山大学創立五十周年記念館を会場に開催された。全県から,理数科4校を中心に全7校が集い,日々積み重ねてきた課題研究の成果をステージやポスターで発表した。本校からは,物理分野3,化学分野2,生物分野2,数学情報分野1の全8グループが参加した。
そのうち,「どこでも発電」(物理),「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」(生物)の研究グループはステージ発表を行った。ステージ発表については,審査の結果,「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」の研究発表が優良賞を獲得した。また,ポスター発表についても,それぞれのグループが活気あふれる発表を行った。

「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」ステージ
「 どこでも発電 」ステージ

回転球と無回転球の着水時の巻き込まれる空気量の違いを解明する
オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段
    デンプンに含まれるアミロペクチンの含有量の比較法
果実に含まれるタンパク質分解酵素の効果線虫に対する対抗植物の誘因作用及び殺虫作用の定量法

空気中での2球の落下運動
「オオキンケイギクの繁殖原因と抑制手段」      優良賞受賞

 

第7回科学の甲子園全国大会出場校に決定!

「 サイエンスチャレンジ岡山2017 」 兼 「  第7回科学の甲子園全国大会 岡山県予選 」  が11月18日(土) に、総社スポーツセンターきびじアリーナで開催され、熱戦を繰り広げました。

結果、総合1位を勝ち取った「天城5/5」(2年生チーム)が第7回科学の甲子園全国大会への出場権を獲得し、本校が第7回科学の甲子園全国大会出場校に決定しました。

競技は4競技・・・筆記競技:科学的知識や知識の応用を競う競技
実技競技①:分析実験で競う競技
実技競技②:フィールドで生物や地学について競う競技
実技競技③:工学分野で競う競技


本校からは、出場チーム全43チーム中2チームが参加しました。

「天城5/5(フィフティフィフティと読む)」(2年生チーム8名)


「倉敷アマキの驚愕」(1年生チーム8名)

 

※「科学の甲子園」出場校とは

科学の甲子園全国大会は、文部科学省が推進する次代を担う科学技術人材の育成に関する施策の一環として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が開催する科学の競技会で、高等学校第1学年、第2学年に在籍する生徒6人が協働して複数の競技に参加し、順位を競います。サイエンスチャレンジ岡山の総合順位が1位のチームが属する学校が「第7回科学の甲子園全国大会」の出場校となります。

 

理数科

倉敷駅前地下ギャラリー最後の展示は理数科です。
11月10日~11月30日

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倉敷駅前地下通路中央の展示スペースで美術部の展示に続いて理数科・課題研究のポスターを展示しています。先日米国NASA研修でプレゼンテーションしたものもありますので、近くにお出かけの際には是非お立ち寄りください。

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中国四国地区生物系三学会合同大会

高知大学朝倉キャンパスで開催された、平成29年度中国四国地区生物系三学会(日本動物学会・日本植物学会・日本生態学会)合同大会に本校理数科の課題研究チームと普通科課題研究のAFPチームが参加しました。

  

 

天城web ギャラリー < 理科 > 2

■ この「 天城webギャラリー では 授業で制作された生徒作品を紹介します。

平成28年度の理数科2年生の課題研究発表のポスター紹介です。

プラナリア(Dugesia japonica)は有性生殖と無性生殖をおこない、特につよい再生能力で知られる。無性生殖時には主として咽頭の下部で自切を行う。

自切を促進する要因のひとつは温度変化である。一般に高温下の方が低温下より自切が起きやすいとされている。本研究では実験において飼育水の温度を低温から高温に短期間だけ変え,プラナリアの自切数を測定することで、プラナリアの自切が促進されるためには18oCで3日間飼育する必要があると分かった。

 

天城web ギャラリー < 理科 >1

■ この「 天城webギャラリー では 授業で制作された生徒作品を紹介します。

平成28年度の理数科2年生の課題研究発表のポスター紹介です。

要旨
ダニエル電池は異なる金属電極を用いることで起電力が発生する。研究者は中学時の課題研究で、同じ種類の金属電極と同じ種類の電解質水溶液を用いても濃度差があれば起電力が発生すると考え、身近にあり手に入りやすいNaCl aq-Cu電極で実験をした。そこで、NaCl aqの濃度差とAl、Zn、Cu、C電極の組み合わせで起電力が発生することが分かった。だがNaはこれらの電極金属よりイオン化傾向が大きいため起電力は発生しないと考えられる。そこで我々はこのNaCl aq-Cu電極濃淡電地の起電力発生の原因を調べるため、様々な条件を変え実験を行った。いろいろな塩の水溶液での起電力の比較や水溶液中の溶存酸素を変化させての起電力の比較を行った。これらの結果から本実験の電池の起電力はイオンのセロファン間の移動速度に影響されず、溶液中の陽イオンと陰イオンの種類にのみ依存することや、溶存酸素が阻害要因となる反応がおきているのではないかということが考えられる。

 

天城web ギャラリー < 理科 >

■ この「 天城webギャラリー では 授業で制作された生徒作品を紹介します。

平成27年度の理数科2年生の課題研究発表会のポスターの紹介です。

「糸電話の物理的性質についての研究」
本研究では、糸電話において音の伝わり方に影響を与えるものについて研究する。最初に弦の種類・長さ・張力を変えて音の伝わり方を比較した。しかし、音の伝わり方は大きく変化しなかった。そこから、この原因は糸電話での筒の部分であるところの特性であると考え、その部分の長さを変えて実験した。しかしそれでも音の伝わり方は大きく変化しなかった。結果、糸電話において音の伝わり方に大きな影響を与えるものは分からなかった。
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天城web ギャラリー

この「 天城webギャラリー では 授業で制作された生徒作品を紹介します。

< 理数科>
第12回高大連携理数科教育研究会
第15回岡山県理数科理数系コース課題研究合同発表会2年
(岡山大学創立五十周年記念館)
● ポスター発表
「余弦定理の拡張」

PowerPoint プレゼンテーション

要 旨
平面図形において成り立つ余弦定理を立体について成り立つ定理に拡張を試みたところ,四面体の内部に垂心がある場合とない場合とで,三角形を四面体,辺を面,辺の間の角を面の間の角に置き換えた関係式が成り立つことが証明された。