今の3年生の皆さんにとっては,これまでの努力や数多くの模試受験の経験が確かな蓄積となっているはずですので,ぜひプラス思考で受験に臨んでください。
一方,不安や焦りでマイナス思考になることもあると思います。
でも,プラスとマイナス,この矛盾・対立する思考が統合されて,皆さんは成長し次のステージへと進んでいくのです。偉大な哲学者ヘーゲルのいう弁証法です。
皆さんの次のステージへの飛躍につながる健闘をお祈りします。
南光恭裕
今の3年生の皆さんにとっては,これまでの努力や数多くの模試受験の経験が確かな蓄積となっているはずですので,ぜひプラス思考で受験に臨んでください。
一方,不安や焦りでマイナス思考になることもあると思います。
でも,プラスとマイナス,この矛盾・対立する思考が統合されて,皆さんは成長し次のステージへと進んでいくのです。偉大な哲学者ヘーゲルのいう弁証法です。
皆さんの次のステージへの飛躍につながる健闘をお祈りします。
南光恭裕
「センター試験まで残りあと少しですね。日々本番に向けて頑張っていることと思います。さて受験では実力はもちろん必要ですが運もかなり重要です。一日に一つは良いことをしましょう。特に学校には日頃の感謝をこめて掃除するなど運を味方につける行いを心がけましょう。みなさんが第一志望に合格することを心から願っています。体調に気をつけながら頑張ってください。」
京都大学 工学部 塩田隆人
いよいよ本番まであとわずかとなりました。最後に本番で平素の力を最大限に発揮するポイントを皆さんに伝えたいと思います。
1 睡眠時間:試験開始の開始時間を逆算して、最低でも試験開始の3時間前に起きることを心がける。できれば4時間前。5時起床を原則とし、消灯時間は最低12時前の5時間とする。
2 食 事:体温を上げ脳の働きを活性化させるために、タンパク質、炭水化物は必須。出来れば仕上げに温かいスープ・味噌汁をとればベスト。
3 体調管理:食事の前必ず毎回うがい・手洗いを励行すること。出来ればうがい薬を使えばベスト。のどが弱い人は乾燥しないように気をつける。
4 頭の準備運動:スポーツの場面では本番前に、血流を良くし、筋温を高め最高のパフォーマンスを発揮するためにウオーミングアップを約1時間行います。試験も同じように家を出る前に今まで勉強してきた自分の部屋で落ち着いて約1時間集中して勉強し「脳」のエンジンをオンに出来ればベスト。
最後に自分が目標とする大学をなぜ受験し、何を目指そうとしているのかを大切にし、自分の力を信じて頑張ってください。 『初志貫徹』を大切に!
3年団 保健体育担当 木 村 大
「深呼吸のすすめ」 3-R副担任(臨床心理士) 益田 史郎
試験前夜に緊張して眠れないとき、試験直前にあがってしまったとき、以下の方法で深呼吸してください。
①周囲が気になるときは軽く目を閉じる。
②全身に気持ちを配り、力が入りすぎていないか確認する。
③お腹に残った息を残らず吐き出す。
④鼻からお腹いっぱい息を吸い込みながら、全身が膨らんでいくことをイメージする。
⑤お腹いっぱいになったところで一旦止めて、口からゆっくり息を吐く。このとき、口 をややすぼめて息が抜くような感じにして、全身がしぼんでいくことをイメージするこ とがポイント。④・⑤を2~3回繰り返す。
⑥普通の呼吸に戻して、自分自身に「気持ちが落ち着いている」と心の中で語りかける。
(催眠術のような声ではなく、普通の口調で語りかけること)
⑦(試験直前の場合)「よし、がんばろう」と心の中で語りかけ、静かに目を開ける。
緊張しやすい人はぜひお試し下さい。
May all your dreams come true!
Be confident and persistent!
Chisato Hirota
3年生の皆さんへ
毎日勉強お疲れ様です。センター試験まであと一か月もないということで皆さんラストスパートをかけていることと思います。そんな皆さんのため、少しアドバイスをしようと思います。
まず、センター試験までの勉強について。これからの時期は、新しい問題を解くのではなく、今まで解いてきた模試、問題集で間違えた部分をしっかり見直し、理解し、同じミスをしないようにする、ということが重要だと思います。あとは勘で当たった問題、自信がなかった問題なども同様に見直すことをおすすめします。これをするだけでも点数は伸びると思います。騙されたと思ってやってみてください。それと、英語のリスニングはセンター試験まで毎日欠かさずすることをおすすめします。これは自分がやらずして本番で後悔したためです。皆さんは僕と同じ後悔をしないように・・・。
次に、センター試験本番について。当日、皆さんはとても緊張すると思います。でも大丈夫。この1年間頑張ってきたことは絶対に報われるはずです。自信を持って。
試験についてですが、解けない問題というものが少なからず出てくるとは思います。そんな時はその問題は捨てて、すぐ次の問題を解き始めてください。満点を取らなければならないなんてことはありません。自分が解ける問題を確実に取っていく、これが高得点の秘訣です。
二次試験までの勉強について。このころには、センター試験の結果から自分の受ける大学が明確になっていると思います。ここからは志望大学の赤本もしくは青本を解いていくこととは思いますが、最低でも3周することを勧めます。その大学の問題の傾向を知ることはとても大切なことです。つらいかもしれませんが頑張ってほしいです。加えて、自分の志望大学と同レベル、もしくは少し上のレベルの大学の赤本、問題集を解くことをしてもよいでしょう。傾向というものはしばしば変えられるものです。傾向と違う問題がでてきた際にも対応できるようにこういった勉強をするのもいいと思います。でもあくまでも志望大学の赤本を解くことが重要なので順番を間違えないように!
今まで述べてきたことは、文系、理系問わず当てはまることだと思います。あ、あとひとつ言い忘れていました。普段皆さんが勉強などでなにか物事を理解する際、「なるほど。そういうことだったのか!」と少し驚きをこめてみてください。脳内の海馬という記憶を司る中枢はこういった驚きなどといった刺激とともに動作が行われることで、その動作の記憶を長く保つことができるということが分かっています。何かを覚えたいとき、使ってみるといいですよ。
最後に医学科志望の皆さんへ。医学科は、どんな大学であっても最高クラスの偏差値が必要となります。なので、他の人と全く違う勉強をしなければならない、なんてことはありません。上に述べた勉強をするだけで合格はできます。少し違うことがあるとするならば、勉強の「精度」「密度」、また暗記モノの「単なる暗記すること」ではなく「事細かく理解すること」でしょうか。大学に入ってからの定期試験、CBT、国家試験なども、高校で培った勉強法が役に立ってきます。今が将来に向けての練習になっていると思い、日々頑張って欲しいと思います。皆さんが無事合格を果たし、医学生となり、医学の奥深さ、楽しさを感じてくれたらいいなと思います。合格お祈りいたします。
香川大学 医学部 医学科 3回生 佐住 洋祐
天城高校3年の皆さんへ 明けましておめでとうございます。受験生の皆さんにはこれほどまでに明けてほしくなかった年はないだろうと思います。すでに殊井君の素晴らしいアドバイスをもらっていると思うので、それを参考にしてもらえばきっと役立つはずです。私もわずかながら助言をさせていただきます。 これから少しでも点数を上げたいと思っている方は過去問や模擬試験などの解説を今から見返してみてください。短期間で効率的に知識の欠落を補完できると思います。また本番では目の前の試験に集中しましょう。前の科目の問題の出来具合や受験失敗への不安など絶対に考えず、貪欲に点数を取りに行くことだけを考えてください。集中すると言っても受験会場に向かうときや休憩中は少しでも点数を上げようと参考書に齧り付くのではなくリラックスしておきましょう。センター試験はとても長く、ずっと集中していると私のように最後の科目で集中力が切れてしまうかもしれません。 殊井君も書いていましたがセンター試験にばかり気を取られるのはよくありません。悔いが残らないように一次・二次試験両方のバランスを考え頑張ってください。
東北大学 理学部 生物学科 3年 内田翔太
後輩の皆さんへ
センター試験まであと少しですね。毎日お疲れ様です。いくら勉強しても、時間、体力そして集中力が足りないと、僕自身も焦る日々だったのを思い出します。皆様の参考になるかどうかはわかりませんが、3年前の様々な経験を思い出しながら一言述べさせていただきたいと思います。まず、無理はしすぎないよう気をつけてください。この時期からでも伸びるという言葉は確かにそうだと思いますが、あれもこれもと手を出すよりかは、現実的に考えて今から何に集中して、何をボーダー最低点と相談してある程度のあきらめ、また自信がある科目はどの程度運任せにするかをしっかりと考えてみてください。特にニ次試験がある方は第一志望を受けれるだけの、点さえあれば僕は成功だと思います。センターで成功することよりも、失敗しないことを考えて勉強の計画を立てると、大失敗のリスクも多少回避されるとは思います。また、本番について言えることとして、わからない問題は「すぐ」捨てて後で解くの精神で、自分が取れる問題を全部取り切ることを焦らず実践してみてください。わからない問題で時間を取られることはとても時間の無駄でリスキーなことです。また、多少の寝不足や体調不良でも人間いざ本番となるとそんなこと関係なしに自分の実力が出せる能力があるので、多少のコンディションの悪さは誰にでもあることと考えて、気にせず頑張ってきてください。僕も二時試験の前日から熱が出て焦ったのを覚えてます。応援してます!
最後に京大を目指している皆さんへ。僕含め、周りには一次試験失敗している友達たくさんいます。本当に。一次試験で多少失敗しても二次試験こそが本当の勝負なので、センターに振り回されすぎず、二次でこそしっかり点が取れるように頑張ってください。
合格祈ってます。
京都大学 工学部 工業化学科 化学プロセス工学コース 三回生 殊井 亮太郎