科学の甲子園8位入賞報告 県教育長に天城高生
/掲載日:2019年04月19日/紙面:山陽新聞朝刊/

都道府県代表の高校生が学校ごとにチームを組んで科学の知識や技能を競う「科学の甲子園全国大会」(3月、さいたま市)で8位となり、県勢初の入賞を果たした天城高(倉敷市藤戸町天城)の生徒が18日、県庁を訪れ、鍵本芳明教育長に結果を報告した。

大会は科学技術振興機構(東京)が主催し、物理や情報などに関する筆記と、回転するこまの原理を応用して倒れない二輪車を作って走らせるといった三つの実技で競った。2年連続の出場となった同高は、現在の3年生7人と2年生1人がチームを組み、総合成績で初めて入賞(10位まで)した。

鍵本教育長は「今回のような経験はなかなかできない。今後もいろいろな面で頑張ってほしい」と述べ、全員にタオルなどの記念品を手渡した。キャプテンの3年山田峻さん(17)は「全員でしっかり準備し、結果を出せて良かった。後輩がさらに上を目指せるよう経験を伝えたい」と話した。(河内慎太郎)