令和8年度 学校経営方針

ごあいさつ

校長の古市浩と申します。本校の卒業生(高校38回)であります。母校に勤務できる喜びを感じながら、最善の努力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は創立121年目を向かえる伝統校であり、2万5千人を超える卒業生が全国で活躍しています。これら卒業生、そして在校生の精神的支柱と呼べるものが、「鉄軒精神」です。これは創設時の校長である大塚香(号して鉄軒)先生の教えが語り継がれたもので、「質実剛健」「勤勉力行」「不撓不屈」がその中心をなしています。本校ではこの脈々と引き継がれてきた伝統の精神を基盤に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組や中高一貫教育など先進的な教育実践を行っています。SSHは平成17年度に指定を受けて以来、現在第5期目の指定を受け、通算22年目となっています。この間全国の名だたる指定校と切磋琢磨しながら、グローバルな視点をもち、将来国際的に活躍できる科学者・技術者の人材育成のためのカリキュラム開発を行ってきました。現在は第5期の取組として、課題研究の全校指導体制のさらなる充実を図っているところです。

 また本校では部活動や東雲祭(文化祭・体育祭)などの充実した学校行事を通じて、集団をまとめる力、相手を思いやる気持ちなど将来リーダーとして活躍するための資質・能力の向上も図っています。3年間の学校生活を通じ、生徒それぞれの可能性を大きく広げ、夢の実現につながるステージに送ってやることが本校の使命だと考えています。

 この学び舎に集う全員が、お互いを認め、大事に思い、尊重する姿勢を持ちながら、よりよい学校を目指すとともに、教職員一同力を合わせ、生徒たちの可能性を大きく広げるため、教育活動の更なる充実に努めてまいります。保護者、校友会員(同窓生)、地域の皆様には、一層のご理解とご支援賜りますようお願いいたします。

学校経営目標

  1. 倉敷天城高等学校と倉敷天城中学校が有機的に協力し、充実した教育活動のできる学校運営を行う。
  2. 開かれた学校づくりを推進し、適切な情報発信を行うとともに、地域・関係者と連携することで教育活動を充実させる。
  3. 思考力・表現力・課題解決能力を含む質の高い学力を身に付けさせるため、授業力の向上を図り、各生徒にふさわしい進路実現をさせる。
  4. 他者への思いやりとたくましさを養うとともに、グローバル化する時代に求められる心性を培う。
  5. 適切な教育環境の整備・管理に努めるとともに、心身ともに健康な生徒の育成のための環境づくり、指導に努める。

当該年度の具体的な重点目標

  1. 本校独自のSTEAM 教育の知見やICT の活用により「楽しく深まる」授業を目指し、生徒が「楽しみ 」と思える授業が実践できるよう、教員の授業力向上を図る。
  2. 生徒1人1人が、自分の可能性を広げるステージに立つことができるよう倉敷天城中学校出身者には6年間、市立等中学校出身者には3年間を見通した進路指導、教科指導を行う。
  3. 先導的改革期に採択されたSSHについては、申請した研究開発の内容を着実に実施し、新たな価値を創造する人材の育成を図る。
  4. クラス活動や学校行事などあらゆる場面を通じて、自立した生徒を育成することができるよう工夫した取組を行うとともに、個々の生徒に寄り添いながらきめ細かな指導を行う。
  5. 地域や中学生に本校の魅力を分かりやすく伝えるため、広報の在り方を継続的に改善しつつ、様々な取組を効果的に発信する。
  6. 学校運営協議会委員に、学校の教育活動に主体的に関わってもらい、学校外との連携を拡充させ、生徒の活躍の場を広げる。