児島地域の山城等について研究しているグループに、岡山県古代吉備文化財センターの和田剛先生から常山城と両児山城のお話をしてもらいました。戦国時代後半期の岡山は、毛利と織田が衝突した激戦地。有名な備中高松城の水攻めに繋がる前哨戦として、児島での戦いがありました。山城という視点でみると当時の力関係や戦国武将たちの戦略なども分かってきます。和田先生は実際に児島の山城を調査をされていて、そのお話には臨場感があり、とても興味深い内容でした。また、分かりやすい言葉を使ってくださったので、生徒は理解も意欲も高まりました。今後の研究がどう進んでいくか楽しみです。