今日はインターハイに出場する天城高校アーチェリー部の皆さんにお話を伺います。天城高校アーチェリー部は女子団体でインターハイ2年連続3位の強豪チームです。

3年生の江口さんと中島さんは、インターハイへの出場が決まった瞬間の気持ちについて、「先輩たちの頑張りを見てきたので、自分たちも何とかしたいと思って一生懸命やってきました。嬉しさと同時にほっとした気持ちになりました」と語ってくれました。先輩たちから学ぶことが多かったとしつつ、今は3年生として後輩たちの見本となるよう意識しているとのことです。

2年生の清水さんと1年生の北條さんも、「部の雰囲気がとても良いので、頑張れます」と口を揃えて話してくれました。一方、男子個人に出場する藤井くんは、「団体での出場を逃したことは悔しいですが、全国大会ではもっと高いレベルの人と競うので、しっかりチャレンジしたい」と意欲を見せていました。

アーチェリーは公式戦では70メートル先の的を狙いますが、学校では短い距離での練習しかできないため、状況が変わっても普段通りの成果を出すためには相当な精神力が必要です。このような不利な環境を乗り越えてのインターハイ出場は、本当に見事な成果だと思います。

最後に、全員にアーチェリーを通じて学んだことを聞きました。「コミュニケーションの大事さ」「継続することの重要性」「感情のコントロール」「信頼関係」「集中力」など、これからの人生で大切なことばかりです。実際、学校生活の中でも役立っているそうです。

アーチェリーを通じて人間的にも成長しているメンバーたちと話をしていて、彼らのたくましさを感じるとともに、インターハイ本番でもきっと力を発揮し、結果を残してくれると確信しました。アーチェリー部の皆さん、力を合わせ、心を一つに、日頃の成果を十分に発揮して頑張ってください。