日時:令和元年7月21日(日)  高知工科大学 

今年度は,「紙飛行機の軌道の終端速度」と「自転車の安定性」の発表を理数科3年次生が行いました。高知工科大学や岡山大学の教授をはじめ,多くの会員の皆様からご質問やアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
また,これまでに御指導御助言などをいただきました皆様に感謝申し上げます。

【紙飛行機の軌道の終端速度 研究発表の要旨】

本研究では,紙飛行機の水中と空気中の軌道の違いを力学的に解明することを目的に行いました。結果として、紙飛行機の水中と空気中の軌道の違いは抗力による影響よりも浮力による影響のほうが大きいことが分かりました。

【自転車の安定性 研究発表の要旨】

本研究では,自転車の安定性は「ジャイロ効果」,「キャスター角が正」以外にもあると考え、ホイールベースに着目し、自作の自転車を用いて実験を行った。結果として、ホイールベースが長くなると,車体の方向を転換させるために必要な力が大きくなり,直進性が増すと考えていたが,実験結果では車体が同質量の場合,車輪径とホイールベースの関係が のとき,走行距離の変化が小さくなった。この理由はまだわからないので今後の課題にしたい。