日時:令和3年2月17日(水)

場所:普通科(1組から5組)のHR及び理科棟

【概 要】普通科1年次生がこれまで1年間にわたって取り組んできた課題研究の最終発表会を開催しました。1クラスを二つのグループに分け,各クラスHRと理科室に分かれ,数学,物理,化学,生物,地理歴史,文学,外国語,体育,社会学の9分野の研究発表を実施しました。今年もユニークな研究が数多くありました。生徒だけでなく,1年団の教員,理科の教員をはじめ,多くの教員からも鋭い突っ込みがありました。

【体育班】です。ワオーキングをしながら単語を覚えると,座ったまま覚えるよりもよく覚えられるとの結論です。皆さんも試してみてはどうでしょうか?被験者のデータを示しながら発表しました。

【数学班】です。「あとだしじゃんけん」の研究をしました。メトロノームであとだしのタイミングを計り,通常のじゃんけんとの勝率を測定しました。あとだしの方が勝率は高いとの結果で,後出しの時間と勝率との関係のグラフを作成しました。

【歴史班】です。学校付近は,源平の合戦の頃の古戦場(藤戸の合戦)です。平家が源氏に勝つための戦略の提案を行いました。地図上に当時の海岸線を書き込み,「海を渡るのではなく,遠距離から弓矢で攻撃すれば勝てる。」と結論付けました。当時の平家の人がもしこの発表を聴いたら,いったい何と言うでしょうか?

【文学班】です。岡山地方の方言について調査研究をしました。「はやくしなさい。」という婉曲な表現に,学校周辺では「はよしねー」と「はよせられー」の二つの表現(方言)があります。この二つの表現について地区別に調査しました。その結果,備前(岡山・玉野)では「はよせられー」が多く,備中(倉敷・総社)では「はよしねー」が多いことが分かりました。また,境界付近では混在していることが分かりました 。