実施日:令和6年12月23日(月)4限
対 象:普通科2年4・5組R(38名)
単 元:熱力学

【概要】「Why does this balloon go up?」本校が提唱する科学英語の取組であるパレスクの授業を実施しました。熱力学の単元の総まとめとして「熱気球」(Hot air balloon)を取り上げました。気球の内部の空気の温度を上昇させると密度が小さくなります。外側の空気の密度は内部に比べて大きいため,浮力がはたらき,気球が浮かび上がります。本時は,ヘアドライヤーを使って塗装シートで作成した気球の中に熱風を送り込み,浮かび上がらせました。このデモンストレーションの後,内部の温度が何度になれば浮き上がるか方程式をつくって求めました。

デモンストレーションの後,暖めた空気の密度が小さくなることを模式図で確認しました。本日のキーワードは,「Density:密度」と「Bouyancy:浮力」です。
浮き上がるための条件式を確認しました。その際,方程式の「Right hand side(右辺)」のRightと,密度が小さくなると空気が軽くなるの「Light」の発音の違いについての講義と練習がありました。日本語で表記するとどちらも「ライト」ですが,英語では発音が異なります。さすがに現代の多くの高校生はきちんと発音が区別できるようです。