3日目(11/7)の研修も無事終了しました。午前は、Caltech(カリフォルニア工科大学)のSeismological Laboratory(地震学研究所)を訪問しました。Margaret Vinciさんから地震のメカニズムについて日本とカリフォルニアの特徴を対比しながら説明していただきました。日本側は沈み込みで海側で地震が発生するが、カリフォルニアは横ずれなので大陸側で発生するとのことでした。カリフォルニアでは、陸側で発生するので地震波の伝わり方が地盤の固さによってずいぶん異なるそうです。また、日本ほど防災意識が高くないそうです。2階では、世界中の地震波の波形がモニターできるディスプレーを見学しました。最後に大きな地震が起こった時の記者会見場になるUSGSのプレスセンターで記念撮影をしました。
午後からは、Wilson山の山頂にある天文台を訪問しました。太陽望遠鏡で観察した黒点の説明の後、Hubbleの業績(宇宙の膨張について)などを、実際の観測で使われた望遠鏡を身近に見ながら説明を受けました。

CaltechのSeismological Laboratoryの入り口で記念撮影をしました。
建物のエントランスでMargaret Vinciさんから地震発生のメカニズムや観測体制、名誉教授の金森博雄博士の業績についての詳細な説明を受けました。
2階の廊下にあるモニターで世界各地から送られてくる地震波の波形についての説明を受けました。
全米で大きな地震が起こった時に記者会見をするプレスセンターで記念撮影をしました。道を挟んで向かい側にあるUSGS(アメリカ地質調査所)と連携をしているとのことで、ここで震度や地震の名前が決められるとのことです。
午後から、Wilson山にあるWilson天文台を訪問しました。太陽望遠鏡で見える黒点を見せていただきました。円の全体が太陽としたときの、木星(茶色の球)と地球(粒に見える)のモデルを置いています。
宇宙の膨張で有名なハッブルの業績などについて実際の望遠鏡を見ながら説明を受けました。